新年によせて
新年あけましておめでとうございます。
旧年中は、生協の運営に温かいご理解とご協力を賜り、心より御礼申し上げます。
本年も皆さまの声に耳を傾けながら、よりよい生協づくりに努めてまいります。
本年5月、私たちは長年の念願であった新施設へ移転いたします。これは単なる建物の新設ではなく「地域に根ざす生協として、もう一段階深く進化するための節目」であると考えています。
生協は、商品を届ける場所であると同時に、地域の暮らしを支える“基盤”です。物流効率の向上や職員の働きやすさはもちろん、地域とのつながりをさらに広げる拠点づくりを目指し、新たなステージへ歩みを進めます。
一昨年、創立50周年を迎えた私たちは、次の50年への一歩目を踏み出しました。振り返れば、生協はいつの時代も、組合員一人ひとりの“参画”によって支えられてきました。今あらためて「協同の原点」に戻る必要を感じています。
・誰かの暮らしを思い、商品を選ぶ・生産者の声に耳を傾け、関係を深める
・地域にある課題を共有し、力を寄せ合う
これら一つひとつの行動が、生協を動かし、地域をつくっていく力になります。
昨年秋の総代会議では、生協を思い、寄り添ってくださる総代の皆様と直接お話しする機会を得、たくさんの力をもらいました。「生協はこんなにも多くの方に支えられて今日があるのだ」と深く実感し、感謝の思いでいっぱいです。
2026年は、組合員の皆様が「自分達が生協をつくっている」と実感できる一年にしたいと考えています。そのために、活動・学び・交流の機会をこれまで以上に広げてまいりたいと思います。
食と農を取り巻く環境は依然として厳しく、気候変動・高齢化・担い手不足など、社会全体が抱える課題は複雑さを増しています。同時に、子育て・高齢期・働き方・防災など、地域のくらしに関するニーズも多様化しています。こうした状況に向き合い、地域で安心して暮らし続けられる環境を守っていくこと。 それが、生協に求められる大切な役割だと感じています。
そして、その歩みを支えてくださっているのが、信頼を置く生産者の方々やメーカーの皆様、そして組合員お一人おひとりです。日々の商品づくりに込められた誠実さと努力があるからこそ、生協は安心を届け続けることができます。私たちは、こうした大切なパートナーの皆様と同じ方向を向き、ともに磨きを掛けながら、生協をより良い姿へと育てていきたいと考えています。その積み重ねの先に、地域にとって「なくてはならない生協」となると信じています。
2026年、自然派くらぶ生協は新しいスタートを切ります。初心に戻り、協同の力を信じ、皆様とともに歩んでまいります。
本年もよろしくお願いいたします。
自然派くらぶ生活協同組合
理事長 菊地あゆみ