水田トラストの会
カモ除草、無農薬で育てた庄内のお米を購入する会
<2011年産トラスト米の放射性物質検査結果>
庄内米左衛門では、検査機関に依頼してトラスト米圃場で収穫したお米の放射性物質の検査を行いました。以下にご報告します。
 
試験品目 玄米(水田トラスト米)
測定日 2011年9月26日
検出限界値 放射性セシウム1.5ベクレル/kg
放射性ヨウ素1.4ベクレル/kg

*国の暫定規制値は放射性セシウム500ベクレル/kgです

測定項目 測定結果(ベクレル/kg)
放射性ヨウ素131 不検出
放射性セシウム134 不検出
放射性セシウム137 不検出

*「不検出」とは放射性物質が存在しない、または検出下限値未満であることを指します。

  こうして始まりました  
   
 近年の農業を取り巻く状況は大変厳しいものがあります。
食生活の変化による米離れ、後継者不足、米価格の下落、冷害、米余り・・・・・ そうした中で米作りをあきらめる人、費用や手間のかかる有機農業をやめる人が増えてきました。

 米の一大産地である庄内平野もまた例外ではありませんでした。このままでは、水田がどんどん消えてゆく!・・そんな危機感を抱きつつ、「厳しいときだからこそ少しでも前向きに」「産直の原点に返って、再び顔の見える関係を作りたい」という生産者の思いと、それに賛同した自然派くらぶ生協組合員41名の協力で、2000年に「水田トラストの会」が発足しました。
                  
現在(2011年9月)トラスト会員は321名、米生産者は5名です。
会では、毎年時期を変えて庄内を訪問し農作業体験を通して交流をはかっています。食味の良さでも高い評価を受けています。      
2006.8 大きな田んぼのヒエ取り体験  思わず悲鳴をあげたくなる作業でした。 2007.10 稲刈り体験  大型コンバインと手刈りに挑戦

2010年庄内ふれあいの旅はこちら


 購入するには

「水田トラスト米」は、会の趣旨に賛同した自然派くらぶ生協組合員が契約購入することができます。予め年間の購入予定表を提出していただき、それに基づいて配達されます。

   ■生産者 山形県の対馬米左衛門グループの生産者 3名
   ■米の種類  ● ひとめぼれ 白米 (5kg) 
 ● ひとめぼれ 玄米 (3kg) 
   ■配 達 毎月1週と3週の生協配達便でお届けします。
   ■供給期間 10月〜翌年8月頃まで 
  (収穫量がなくなり次第、供給終了となります。)

 合鴨農法って.?

 合鴨とはマガモとアヒルの雑種ですが、このトラスト田では鳥インフルエンザ対策から、山形県内で育ったマガモを使用しています。このカモを田んぼに投入することにより、農薬や化学肥料を使わずに稲を育てる・・これを合鴨農法といいます。

 カモは田んぼの
雑草害虫を食べ、その糞は肥料となります。
 さらに足で土をかき混ぜることで、
酸素を取り込んで稲を元気にしてくれます。
 もちろん、生産者の苦労も並々ならぬものがあります。片道100mもある田んぼを何往復もして手作業でヒエや雑草を抜いています。
 また、集落全体で有機堆肥を散布するなど地域の協力を得るなかで肥沃な土地を作り、安全で美味しい米作りをしています。 
◆トラスト田のカモくんたち◆

 ● 5月末、いざ出陣!
 ・・といっても、ピヨピヨと可愛らしい鳴き声の ヒナたちなんです。 ちょうど田植えのころに孵った生後10日から12日のヒナ、揃ってせっせ と草取り開始です
 ●6月、変声期をむかえる
 早くもピヨピヨからガァガァと声変わり・・・その声が田んぼ中に 響き渡ります。
 時にはカラスの襲撃にヒヤヒヤしながら、お仕事は続きます。
 
 ●6月末、「お疲れさま」
 田んぼに入って約1ヶ月、早くも田んぼから引き上げられます。
 トラスト田の生産者は、これ以上長く入れておくと、カモの糞で田んぼの窒素分が多く
 なり、米の食味に影響するという考えからカモ投入期間を約一ヶ月間と決めています。
 ●気になる次の行き先は、
 カモ農法の仲間や食用のための肥育業者に引き取られます。 
 そして、脂の乗ったころに・・・・。
  
     お米を育てながら畜産、そして食べる・・・これが合鴨農法のサイクルです。


   
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