合鴨つうしん                      2007年10月 
水田トラストの会の生産者からのお便り、作業日誌などを掲載しています。
  
タヌキ、キツネとの
  知恵比べの果てに
・・・

拝啓 自然派くらぶのみなさまへ


 今年も庄内平野で生まれた有機米をお届けできることを幸せに思います。
                     

  トラスト交流会であたたかい庄内弁で
お話された菅原弘行さん
今年は暖冬でどうなるのか大変心配しながら農作業を始めました。
3月末に種もみの塩水選、堆肥散布。4中旬の種蒔き・耕運・代掻き。
5月中旬の田植えとここまでは順調でした。

 5月末鴨を入れたところ三日目で鴨が一羽残らずいなくなった田んぼがありビックリ仰天、田を何度見渡してもやっぱりいません。
タヌキ、キツネ、ハクビシン、イタチ等が鴨を狙ってくるようになっていたのです。
タヌキの足跡があり一夜にして鴨の雛30羽がやられてしまい、唖然とするばかりでした。さっそく新しい雛を補充して周囲に電磁柵を張りました。鴨の雛を入れ、一週間くらい仲間と共に徹夜で見回りを続けて、獣VS人間の知恵比べをしましたが電磁柵にはかなわなかったようです。

 5月末から除草機を押すこと三往復。それから鴨・妻・私での草取り(毎日)、七月中旬から下旬にかけての肥料散布、八月は大変暑かったので早朝4時過ぎから7時頃まで妻と私で草取り、日中に体を休ませるという生活を9月はじめまで続けました。  

 大変苦労し整形外科に行きながらの米作りでしたが、その甲斐あり出来上がったお米は大変おいしく、安全に出来上がりました。きっとご満足いただけるものと確信しております。                      敬具
                      
                    2007年10月26日
                   庄内米左衛門グループ トラスト米生産者 
                                    菅原弘行・幸
合鴨つうしん                      2007年6月 

会員の皆様へ
 
 初夏のさわやかな季節となりましたが、いかがお過ごしですか。

 5月、鳥海山に“
種まきじいさん”が現れる頃、庄内平野も田植えが始まりました。わが家でも5月11日から13日に田植えをしました。今年は天候が不安定で田植えも遅れるかと思われましたが、例年並に植えることができました。 

 それから2週間、
5月24日たんぼに鴨がやってきました。このごろは苗の葉も6枚、7枚と増え、田んぼの緑も濃くなり、鴨も少しずつ大きくなりピヨ、ピヨ、ピヨ、と時折り鳴きながらスイスイと気持ち良さそうに泳いでいます。6月に入り、かわいい鴨といっしょの草取り作業も始まりました。

これからは苗の本数も益々増えてきます。鴨の仕事に期待しながら(鴨は遊んでいるだけなんですがね!)草取り作業にガンバロウと思っています。
  
種まきじいさん
  ちょうど田植えの時期になると、雪が解けた 山肌の一部が、腰を曲げて種まきしている
  農夫の姿に見えるところからこう呼ばれて います

                       平成19年6月7日
                       対馬米左衛門グループ
                       水田トラスト米生産者   菅原誠一
田んぼにカモが

やってきた!!
   菅原誠一さんの田植え風景
   田んぼ一枚の広さは30アール。
   一枚あたり約75箱の苗が植えられます。
 
   

5/24 
かわいいカモさん、いざ出陣!

  
合鴨つうしん                      2007年4月 
春! 家族みんなで 

 種まき、田おこし・・
     
    
そして 子育て
トラスト米の会員の皆様へ

 昨秋の生協まつりの際にはもちつきにたくさんの方達に手伝ってもらいまして、ありがとうございました。前日の交流会にも顔を見せてもらい、嬉しい話をたくさん聞かせてもらい、手作りの昼食を準備していただきごちそうになりまして、ありがとうございました。

 庄内では雪の少ない2月で例年より暖かかったのですが、3月になってから雪が降りました。一回だけ除雪車が動きました。
今は椿、梅、桜、水仙、レンギョウの花が咲いています。
12日に三部咲きだった桜も今日は満開です。

田んぼでは3月20日頃から堆肥運搬と堆肥散布を共同作業で4〜5日かかって終了しています。対馬のたいていの家では種蒔き作業は子どもたちの手をあてにして14日、15日の土日に終わらせたようです。
 我が家では湯田川温泉の催芽場(JA鶴岡の)で芽出しをやってもらっています。13日昼11時に受け取りに行って 午後から1000枚位播いて(品種は、ひとめぼれ、はえぬき、コシヒカリ)、14日朝5時30分から作業開始で、私達夫婦と、息子夫婦の4人でハウスに苗箱を並べ0.02ミリの農業用ポリをかけました。

孫達(6才と4才)もハウスの中を走り回っていました。朝食の仕度は、喜代子ばあちゃんに頼みました。
 
7時40分ごろ、西のハウスに900枚並べてできました。8時30分ごろからまた種を播いて(800枚位)午後からはまたハウスの中に並べ役です。夕方4時頃やっとできあがりました。
腰が痛くなったり、疲れたりであとは休みです。曇り空でしたが、そんなに雨が降らなくて良かったです。



●播種機で種子を育苗箱に蒔いています。
(トラスト米は種籾の段階でも薬剤を使わず、お湯につけて消毒→塩水で優良種子を選別し→発芽を促進し→4月半ばに播種。)
  田んぼをトラクターでの耕起(田おこし)も始まりました。5月の連休明けごろからの田植え
に向けて先週ハウスに出した苗は1.5cmくらい
になり緑色の顔が出てきました。

 今日(4/20)も900枚位種を播きました。明朝5時頃からハウスに出す予定です。

上の孫は今春から小学一年生になりました。孫達と同居してから早くて3年過ぎました。家族みんなで目をかけて、声をかけて、農業の好きな人になってもらいたいものです。
     
         平成19年4月20日
         菅原良子(トラスト米生産者)
            



●左手に積み上げているのが播種した苗箱、これをハウスに運び、一枚ずつ並べるのがまた重労働です。