イベント報告
  八王子エリア連絡会主催

      埼玉産直センター訪問          2008.5.15(木)

 5月15日(木)、催されたバスツアーには27名が参加。ミニトマトやネギなどを供給してくれている埼玉産直センター(埼玉県深谷市)にお邪魔しました。収穫の楽しみを味わいながら、学びも多かった充実した産地訪問となりました。

 甘い苺のお出迎え
 10時にセンターに到着すると、苺の生産者久米原さんが待っていてくださり、早速ハウスで苺狩り体験させていただきました。皆口をきくのも忘れ、真っ赤に熟した大きな実を時々口にほお張りながら一生懸命苺摘み。苺の何て甘く美味しいこと!あちこちから歓声が。
みんなで夢中に苺摘み

 私達はわずか30分位の楽しい体験でしたが、蒸し暑いハウスの中で、中腰で毎日作業する生産者の作業の大変さを、少しだけ想像することができました。今は今年の冬から収穫する苺の苗を作る作業と、収穫を平行して行っているとのことでした。

苺の生産者の久米原さん夫妻

 続いて産直センター内に新しくできた直売所での買い物。とにかく新鮮で安いのでついつい沢山買ってしまいました。バスの運転手さんまで買い物籠に沢山野菜を入れていて、ほほえましく思いました。

 お話に聞き入った交流会
 昼食は事務所で、生産者と共にお弁当をいただきながらの交流会。センター自慢のきゅうりとミニトマトが山盛りになって、テーブルに置かれていました。甘く瑞々しい取れたての味に舌鼓を打ちながら「美味しいね!」を連発。
交流会には、忙しい中、様々な部会の
5名の生産者が参加してくれました。

 埼玉産直センターに加盟している生産者は約240名。約27品目の野菜を作り、生協関係に85%出荷しているそうです。みんな食べる人の気持ちになって作っています。品目別に部会があり、それぞれがおいしい野菜作りの為に情報交換し、勉強されています。

 土作りに力を入れ、土壌消毒は夏に畑を黒いビニールシートで覆い、太陽熱の力で土の温度を60℃まで上げて、雑草の根や種子を枯らします。
 
一般に使われている土壌消毒剤は、作物に良くない微生物のほか、善良な微生物まで殺してしまうので、健康な土は出来ないそうです。一時間程の間でしたが、他にも肥料や家庭菜園のコツなどたくさんのお話を伺うことができました。

 堆肥センター建設にこめられた思い
 午後一番は、ミニトマトの収穫体験。ハウス内では天井からぶらさがったハエ取りシートに小さな虫が沢山くっついていて、農薬を少しでも減らす工夫を見ることができました。
ミニトマトの収穫にチャレンジ!

 次に予定外だったのですが、センター自慢の堆肥センターを見学。理事の馬場さん、トマト部会長の井上さんのあんないで、説明を聞きながら回りました。主な材料は規格外の大豆、魚の骨、おからなどで、それに麹菌の一種のバイオフードを混ぜて、「ぼかし」と呼ばれる肥料を作っていました。
堆肥センターを見学。
肥料の山に圧倒されました。

 この施設を建設した目的は二つ。農産品の質の向上及び均一化と、生産者の労力を軽減することです。勉強会への参加や栽培日誌を書くための時間を確保して、より一層栽培に力を入れてもらうことを目指しています。産直センターの「良いものを作りたい」という情熱を感じました。

 私たち食べる側も、そのような農家のご苦労と努力を理解しながら、今以上に大切に味わいたいとしみじみ思いました。

みんなで記念撮影♪