安部司氏講演会
「もっと知りたい!食品の裏側」 2008.4.18(金) |
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| 講師の安部司氏 |
講演会当日はあいにくの雨模様。けれど会場には組合員だけでなく、一般の方も多く足を運んでくれました。壇上、舞台の左端に長机。その上には粉が入ったたくさんのボトルが並べられていて、まるで実験台のよう。
講師の安部さんは、開口一番こう言いました。「安心・安全でしかも安いものはない。」添加物なんて何種類もあるんだから覚えられないよ、諦めた方がいいよ」と。参加者は皆、その言いようにビックリ。消費者は被害者ではない、いつでもどこでも便利な食品が手に入るのは「添加物」の働きを認め、利用しているからであり、それを望んだのは消費者だとも強く語られました。 |
| その言葉を裏付けるように、安部さんは机の上のボトル(なんと全て添加物!)を使って添加物の脅威を実演してみせてくれました。安部さんが手際よく何種類もの粉と水とを混ぜ合わせていくと、よく目にする市販のフルーツジュースに変身。大根の漬物に何種類もの薬品で色づけすると、お馴染みのたくあんへと変わりました。 |
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机の上にはたくさんのボトル。
実験を交えながら熱弁を奮う安部さん |
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大根の漬物に添加物を加えると
鮮やかな黄色のたくあんに |
無果汁なのに果物の味がするジュース、レモン何個分のビタミンCと書いてあってもレモン果汁が一滴も入っていないスポーツドリンクetc・・・。「矛盾してるでしょう。どうしておかしいと思わないの?裏の表示を見ないの?安部さんが問いかけます。
加工食品の怖さはこの複合摂取にあります。何種類もの添加物のみならず、それと同時に糖分・塩分・油分をも過剰摂取してしまいがちです。その代表例がインスタントラーメン。化学調味料のみならず、たっぷりの塩、たんぱく加水分解物(植物性や動物性のたんぱく質を塩酸で分解してアミノ酸にしたもの)まで加えないと日本人は味に満足しないそうです。たった一杯のカップ麺に過剰な塩分や油分が入っているのも気付かずに・・・。 |
添加物を次から次へと必要とさせていたのが、自分達の食生活にあったなんて・・・。愕然としました。
添加物には食品を売るための5つのメッリト(安い・便利・日持ち・きれい・味が濃い)があり、それは消費者の購買動機の上位にもなっているそうです。健康面を気にしながらも安さや見た目、便利さで食品を選ぶ限り、添加物はなくならないのです。
どうしてこんなに安くモノができるのか、それをおかしいと感じない消費者がおかしくなっているのかもしれません。「安心・安全で安いものはない」。安部さんの始めの言葉が重く頭に響きます。 |
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