イベント報告
  「虹の会」、シャプラニールを訪問        2007.11.2(金)

 11月2日、「虹の会」のメンバーが、シャプラニールの東京事務所(早稲田)を訪問。ネパールに3年半滞在し、活動してきた小松豊明さんにお話を伺ってきました。

シャプラニールの小松豊明さん


 女性や子どもたちに焦点を当てて
 「シャプラニール」は市民による海外協力の会、NGOです。1972年のバングラデシュの農村開発から始まり、ネパール、インドにと支援の場を広げています。
 その支援とは、与える・与えられるといった「援助」ではなく、「共生」という考え方のもとで、共に学びながらお互いの社会を良くしていこう、という活動です。


 たとえば、女性の自立のために、手工芸品の生産活動の手助けをする。成人の夜間学校を行う。ストリートチルドレンの子ども達のために青空学級の運営をし、ドロップイン・センター(24時間体制の児童館)の運営もしています。

 子ども達が夢を持てるように
 また、家事使用人として働く子どもや、飲食店などで働く子どもに対する働きかけを始めました。
 貧困のため、10才の子どもが朝から晩まで働いているのも珍しくはない現実。そこにはいわゆる「出稼ぎ」状態の子もいれば、親から放り出されてしまった子、虐待により家出してきた子もいます。

 現地スタッフは毎日、地域を歩き回り、雇用主にも協力を得て、移動クリニックや簡単な読み書きを教えています。また、子どもが働かずにすむように奨学金の提供もおこなっています。
 それまで教育を受けられなかった子ども達も、「将来への夢や希望を持ち、自信につながるように」という思いで活動を続けているそうです。

 もうひとつの支援「フェアトレード」
 バングラデシュとネパールで作られた手工芸品(クラフト)。それを作った人に適正な賃金を支払うことにより、彼らの生活向上、仕事作りを支援する。作る人と使う人が笑顔でつながる(リンク)。それが、シャプラニールの考える「フェアトレード」です。
 ちなみに、「虹の会」も毎年、生協まつりでクラフトを委託販売することにより、この活動に加わっています。


話に聴き入る「虹の会」のメンバー