イベント報告
  商品委員会講座

   2007手前味噌で候  ヤマキさんに教わる味噌作り
                                  2007.10.19(金)

 10月19日(金)、ヤマキ醸造さんによる味噌作り講習会が開かれました。今までヤマキ醸造さんを訪問して行われていた催しですが、今年はたくさんの方が参加できるよう八王子クリエイトホールにて開催されました。


 味噌作りからコミュニケーション


ヤマキ醸造の森田さん
 定員の三倍もの応募の中から、厳正な抽選で選ばれた幸運な参加者は24名。講師は「生協みそ」でおなじみのヤマキ醸造の森田さんです。作り方だけでなく、味噌lの歴史など味噌にまつわるお話をたくさんしていただきました。

 中でも印象深かったのは、味噌作りからコミュニケーションが生まれるというお話。
ヤマキさんは明治35年創業。昔は麹屋と呼ばれ、各村落で味噌作りをする際の手伝いをしていたそう。集落では「体調どう?」などと世間話しながら皆で味噌を仕込んだとか。味噌が地域の輪作りに一役買っていたのですね。


 「御」みそからお味噌に
 お味噌、お醤油・・・。昔は「御」みそといい、位の高い人しか使えなかったことから来ているそうです。今は誰でも手軽に使えるお味噌ですが、原料不足が心配される近い将来は、また「御」みそになってしまうのかも・・・。そう思うと味噌がとっても愛しく思えてきます。幸いなことにヤマキさんでは原料も自社で生産しているそう。皆さん、ご安心を!


 とっても簡単!手前味噌作り


材料の煮大豆、麹、塩
これに種味噌を加えます
 さあいよいよ味噌作り。といっても用意された煮大豆と麹、塩を大きめの袋に入れ、それに水を加えつぶしていくだけ。販売用のキットと違い、自分で豆を煮る手間もなく楽チン♪ これだけでも味噌になりますが、今回は仕込み水としてヤマキの味噌を水で溶かし加え(種味噌)、4kg分を2人組になって仕込み、半分ずつ持ち帰ります。


袋の上から潰す作業
破けないよう気をつけて
 初めてで不安そうだった参加者も、思ったより簡単な作業にホッ。ただ、大豆をつぶす作業はちょっと手間取った様子。強く押し過ぎてビニール袋が破けてしまい、ドキリとしたチームも・・・。

 つぶす作業ではママと来ていたお子さん達が大活躍。小さな足で一所懸命踏み潰してくれていました。


 十人十色の手前味噌
 通常は念頭が手前味噌作りのシーズンで、今回は少し早いチャレンジでしたが、参加者の家に持ち帰られた味噌は、それぞれの家の環境条件で、各々の味噌に熟成されていきます。あまり手をかけすぎてもかけなさすぎても、味噌はじょうずに育たないとか。カビを防ぐためにも月に一度位は様子をみると良いようです。半年位から食べられ、一年経つ頃には参加者の数だけ異なる味の味噌ができるのです。なんだか無性にお味噌汁が飲みたくなった、味わい深い講座でした。